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 Bild, Text, Textur bei Paul Klee und Robert Walser. Versuch einer intermedialen Lektüre.[絵画・テクスト・テクスチャ―ーパウル・クレーとローベルト・ヴァルザーをメディア横断的に読む]

   

2022年日本独文学会秋季発表会で開催した国際シンポジウムでの発表を書籍にまとめオンライン書籍として刊行。

タイトル:Bild, Text, Textur bei Paul Klee und Robert Walser. Versuch einer intermedialen Lektüre.Bild, Text, Textur bei Paul Klee und Robert Walser. Versuch einer intermedialen Lektüre.
[絵画・テクスト・テクスチャ―ーパウル・クレーとローベルト・ヴァルザーをメディア横断的に読む]
編集者: Franz Hintereder-Emde 
執筆者: Franz Hintereder-Emde, Megumi Wakabayashi, Fuminari Niimoto, Reto Sorg, Marie Kakinuma
日本独文学会研究叢書 153 5-19 2023年10月” Nr.153
発行日: 2023.10.14
ISBN: 978-4-908452-43-7
HP: https://www.jgg.jp/pluginfile.php/133/mod_book/chapter/30/研究叢書153.pdf?time=1696951359468

東京学芸大学 柿沼万里江氏(パウル・クレー・センター 研究員)講演会

東京学芸大学 柿沼万里江氏(パウル・クレー・センター 研究員)講演会

故郷への亡命 パウル・クレー晩年の創作とその芸術的/政治的意義

日時 2023年2月1日(水)15:00-17:00 場所 S 202 教室 (S棟 2階)

事前申し込み不要

スイスの首都ベルン出身、国籍上はドイツ人としてバウハウスで教鞭 をとったパウル・クレーは、ナチによって「退廃芸術家」の烙印を押 され、故郷スイスへの亡命を余儀なくされた。本講演では、アイロニ カルな視点から社会的・政治的でアクチュアルな状況を克明に観察し たクレーの晩年の創作とその芸術的/政治的な意義を解き明かす。

柿沼万里江さんプロフィール

上智大学で哲学、学習院大学とチューリヒ大学の大学院で美術史を専攻。チューリヒ大学 に勤務後、2016年よりベルンのパウル・クレー・センター美術史専門研究員。専門はドイ ツ語圏の近現代美術史、特にパウル・クレー研究。近年は、芸術作品の由来、来歴の調査 研究にも従事。パウル・クレーに関するドイツ語の著作多数。日本語での近著は、『日々 はひとつの響き ヴァルザー=クレー詩画集』:ローベルト・ヴァルザー詩/パウル・ク レー画/柿沼万里江編/若林恵・松鵜功記訳、平凡社 2018年。

学芸大講演会(柿沼) 故郷への 逃亡

研究発表会2023

研究発表会

日時 2023年1月21日(土)
場所 山口大学人文学部研究棟5階516号室「文学共用室」→ 第2講義室に変更

1月21日(土)研究発表会

10:00 – 11:00  Franz Hintereder-Emde: Walsers Poetik: Impulse aus Malerei und Theater

 

11:00 – 12:00  新本史斉:Robert Walsers Sprachverwilderung
(ローベルト・ヴァルザーにおける言語の野生化)

 

12:00 – 14:00  昼休み

 

14:00 – 15:00  柿沼万里江:Bild, Musik, Text, Textur.
Intermedialität im künstlerischen Schaffen Paul Klees

 

15:00 – 16:00  若林恵:Der schreibende Maler. Robert Walsers Intermedialität

書く画家:ローベルト・ヴァルザーの間メディア性)

 

学習院大学 柿沼万里江氏(パウル・クレー・センター 研究員)講演会

学習院大学 柿沼万里江氏(パウル・クレー・センター 研究員)講演会

絵画、音楽、テクスト、テクスチャー
メディアを横断するパウル・クレーの創造
2023年1月16日(月)13:00-14:30 Zoom開催

20世紀前半に活動した芸術家のなかで、パウル・クレーほど絵画、音楽、文学の 境界を超えるために「テクスチャー」を戦略的要素として意識的に作品に取り入 れた画家はいないだろう。音楽と文学の才能にも恵まれた彼の作品には、時間性 と物質性、遊戯性と時代批判が複雑に絡み合っていることが見て取れる。本講演 では、メディアを横断するクレーの創造を「テクスチャー」という概念を基軸に 考察し、その現代性を解明する。

柿沼万里江さんプロフィール

上智大学で哲学、学習院大学とチューリヒ大学の大学院で美術史を専攻。チューリヒ大学 に勤務後、2016年よりベルンのパウル・クレー・センター美術史専門研究員。専門はドイ ツ語圏の近現代美術史、特にパウル・クレー研究。近年は、芸術作品の由来、来歴の調査 研究にも従事。パウル・クレーに関するドイツ語の著作多数。日本語での近著は、『日々 はひとつの響き ヴァルザー=クレー詩画集』:ローベルト・ヴァルザー詩/パウル・ク レー画/柿沼万里江編/若林恵・松鵜功記訳、平凡社 2018年。

[主催]学習院大学ドイツ語圏文化学科 [文学・文化専門演習(2)担当] 若林

パウル・クレー《ポリフォニックにはめ込まれた白》1930年

パウル・クレー・センター、ベルン @Zentrum Paul Klee, Bern, Bildarchiv

2022学習院講演会ポスター

日本独文学会2022年秋季研究発表会シンポジウムI
Bild, Text, Textur bei Paul Klee und Robert Walser: Versuch einer intermedialen Lektüre

日時:2022年10月8日(土)14:30〜17:30

場所:日本独文学会2022年年秋季研究発表会シンポジウムI オンラインA会場

シンポジウムタイトル:

Bild, Text, Textur bei Paul Klee und Robert Walser: Versuch einer intermedialen Lektüre

司会:Hintereder-Emde, Franz

1. Näher an der Sprache: Aspekte des Atmosphärischen in Robert Walsers Poetik

発表者:Hintereder-Emde, Franz

2. Thematische und poetologische Grenzüberschreitungen zwischen Malerei und Dichtung in Robert Walsers „Fritz Kocher’s Aufsätze.“

発表者:Wakabayashi, Megumi

3. Künstlerbild und Poetenleben oder Warum Robert Walser immer wieder die Darstellenden darstellt

発表者:Niimoto, Fuminari

4. Robert Walsers ‚Kunstschriftstellerei‘

発表者:Sorg, Reto

5. Textur bei Paul Klee

発表者:Kakinuma, Marie

第38回 山口大学人文学異文化交流研究施設講演会(2021年12月2日)

 

研究発表会2021

ジャンルの混交と共感覚

– 20世紀モデルネの文学・絵画の新たな受容

科研費補助金研究18K00479/基盤研究(C

 

 

 

研究発表会

・日時 2021年12月4日(土)10:00~

・場所 山口大学人文学部研究棟5階516号室「文学共用室」

 

・発表タイトル/発表者

1. Max Frischs „Biografie : Ein Spiel“
松鵜功記

2. Robert Walsers Dichterbild und Poetenleben
新本 史斉

3. Ein Spiel mit der Autorschaft: Zu Robert Walsers Buch “Fritz Kocher’s Aufsätze”
若林 恵

4. Atmosphärisches Schreiben bei Robert Walser
Franz Emde

5. Textur bei Paul Klee

柿沼万里江

 

 

 

プログラムのダウンロード

DIALOGUES BETWEEN MEDIA

DIALOGUES BETWEEN MEDIA

 

Edited by Paul Ferstl

Berlin/Boston, 2021

『ローベルト・ヴァルザー 絵画の前で ー物語と詩ー』刊行

ローベルト・ヴァルザー 絵画の前で ー物語と詩ー

若林恵 訳

2021年1月13日、鳥影社

『ローベルト・ヴァルザー 詩人の生』刊行

ローベルト・ヴァルザー 詩人の生

新本史斉 訳

2021年1月、鳥影社